澤田華
Hana Sawada
澤田華は1990年京都府生まれ。2016年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。自身の経験の中で生じた些細な疑問や引っ掛かりを起点に、写真・映像をはじめとした様々な表現形態を用いて制作を行う。普段は何気なく受け入れてしまう行為や経験を、過剰にしたり分解したりすることで混乱を生じさせて、そこで起きていることを顕在化させようと試みている。近年の主な個展に「ビューのビュールーム」(山山、京都、2024)、「避雷針と顛末」(Gallery PARC、京都、2022)、「夏のオープンラボ:澤田華 360°の迂回」(広島市現代美術館、2020)、グループ展に「吹けば風」(豊田市美術館、愛知、2023)、「見るは触れる 日本の新進作家 vol.19」(東京都写真美術館、2022)、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(愛知芸術文化センター)など。