羽良多平𠮷
heiQuicchi Harata
羽良多平𠮷は1947年東京都生まれ。1970年東京藝術大学美術学部工芸科ヴィジュアル・デザイン専攻卒業。書容設計家、エディトリアル・アーティスト。タウン誌の元祖とされる『新宿プレイマップ』、オブジェマガジン『遊』、演劇理論誌『地下演劇』の編集などに参加。1975年、初の個展「虹色科学」展を開催し注目を集める。79年、エディトリアル・デザイン事務所「WXY」を経て、89年に株式会社「EDiX」を設立。代表作にイナガキ・タルホ『一千一秒物語』(1990)、松岡正剛『フラジャイル』(1995)、吉増剛造『花火の家の入口で』(1995)などの書籍や、YMO、シーナ&ロケッツ、井上陽水、細野晴臣のレコードジャケット、雑誌『Quick Japan』、『ユリイカ』など多数。近刊に、はじめての単著『断章集 二角形 Digon: fragments』(港の人、2024)がある。