チャン・ヒジョンは1969年生まれ。ソウルとニューヨークで美術を学び、制作活動は、平面、立体、インスタレーションなど多岐に渡る。主要なモチーフとして花や磁器のほか、世界的にポピュラーな芸術家の画集や小説などが登場し、鑑賞者各々が持つモチーフに対する既存のイメージが作品の中のイメージと行き来することによって、ある種の違和感や新たな視点が生まれることを意図している。主な個展に、「Hee Jeong Jang Solo show」（Gallery Ilho、ソウル、2022）、「A Secret Combination」（Gallery Chung、ソウル、2021）、「Beautiful Lie」（Far Beyond Gallery、ソウル、2019）、グループ展に、「Dreaming Books」（Gallery Chung、ソウル、2022）、「Spring is holding Flowers」（Gallery SeoJong、韓国、2017）など。