荒井颯子
Sacco Arai
荒井颯子は1999年京都府生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科在学。自身の作った架空の空間と映画や雑誌で得たイメージを組み合わせ、人物を配置するという手法で日本画を描く。自分自身の経験やそこに生じた感情を直接描かず、自身の外側の世界を描くことで、主観的な経験から距離を置いた視点で作品を制作している。 主なグループ展に、「ART SESSION」(銀座 蔦屋書店、東京、2023)、「五節句の賦-日本の心を描く-vol.3」(東京九段耀画廊、2023)、「iPPUKU!」(ギャラリーzakura、東京、2021)など。「明日をひらく絵画 第40回上野の森美術館大賞展」入選(2022)、カワウソ画廊新人賞奨励賞(2021)、「第56回神奈川県美術展」入選(2021)などを受賞。