高橋功樹は1987年奈良県生まれ。近年まで作品の発表や活動を拒み続け、奈良のアトリエで独学、孤介的な制作を自らに課して過ごす。坐辺師友思想から、東西の神学、哲学、文学など古典に傾倒する。「ただ居、住まい、憩う状態と、その実現こそが幸福である」と考え、芸術文化と人間生活の起源を見つめ作品化することを試みる。現在は漆喰と顔料と木を素材にした抽象絵画等の制作を行なっている。主な個展に、「高橋功樹　漆喰画展」（t.gallery、東京、2021）、「高橋功樹 Works」（Gallery OUT of PLACE NARA、2018）、グループ展に、FLEX FORM「Art exhibition Vol.3」（FLEX FORM TOKYO、2021）、「幽寂・閑雅」（t.gallery、東京、2021）、「UNKNOWN ASIA 2021」（大阪）など。