近藤高弘
Takahiro Kondo
近藤高弘は1958年京都府生まれ。2003年エディンバラ・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。万物が生まれ出る根源である、火、水、風、土、という「四大元素」の思想に基づき、「土を媒介とし、火から水を創造する」という発想で生み出された、オリジナル技法の「銀滴彩」とMistシリーズなどを制作。その後も、Monolith、Reduction、Waveなど、いずれも「水」をテーマに様々な作品の制作を続けている。主な個展に、「Making Waves」(ジョーンBマービスギャラリー、ニューヨーク、2022)、「手の思想」(何必館・京都現代美術館、2017)、「Reflection」(バリーフリードマンギャラリー、ニューヨーク、2009)、グループ展に、「Kyoto: Capital of Artistic Imagination」(メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2019)、「消滅 一柳慧×近藤高弘」(東京画廊+BTAP、2016)など。京都美術文化賞(2020)受賞。