太田泰友
Yasutomo ota
太田泰友は1988年生まれ。山梨県出身。日本人で初めて、ドイツにおけるブックアートの最高学位マイスターシューラー号を取得し、ブック・アーティストとして活動している。2017年に帰国、同年にアトリエ「OTAブックアート」を東京に設立し、これまでにないブックアートの追究と発信の拠点とする。近年の個展に「太田泰友の標本室」(銀座 蔦屋書店、東京、2022)、グループ展に「ポーラ ミュージアム アネックス展2020 -真正と発気-」(ポーラ ミュージアム アネックス、東京)。確かな製本技術と独自の感性によりあらゆるものを本に仕立て、家具に本が寄生する「Book Para-Site」シリーズなどを発表。日本ではうらわ美術館ほか、美術館や図書館、アートギャラリーに作品が収蔵されている。