深堀隆介
Ryusuke Fukahori
深堀隆介は1973年愛知県生まれ。横浜美術大学客員教授、愛知県弥富市広報大使。透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという、独自の斬新な手法で注目を集める。2000年にアーティストとしての活動を悩んでいた時期、放置していた水槽で生き続ける金魚の存在に気づき、その美しさに心打たれ、金魚をモチーフに制作をはじめる。以後、この体験を「金魚救い」と呼び、さまざまな手法で表現を追求し続けている。国内はもとより今や世界的にも高い評価を受け、近年ではライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、表現と活動の幅を広げている。作品は平塚市美術館をはじめとした国内の美術館のほか、毓繡美術館(台湾)、アメリカのナイキ本社、Four Seasons Resort LANAI、KITHなどのアパレルブランド、横浜美術大学、愛知県立芸術大学といった美術大学にもコレクションされている。主な個展に、「水面のゆらぎの中へ」(札幌芸術の森美術館、帯広美術館など巡回中)、「金魚鉢、地球鉢」(上野の森美術館、長崎県美術館、岩手県立美術館など巡回)など。