ヨハン・デックマン
Johan Deckmann
ヨハン・デックマンは1976年コペンハーゲン生まれ。アーティスト、心理療法士として、ファウンド・オブジェ(見出された対象)、すなわち本を用いて、人生の複雑さへの風刺的な解釈を示すウィットに富んだタイトルや、哀愁を漂わせるフレーズを英語で描く。デックマンの心理学的バックグラウンドは、普遍的に関連付けられる恐怖や、広く共通して経験のある試練や苦難を組み込んでいる彼の芸術実践へ直接的な影響を与えている。控えめな見た目の一方で、アーティストの作品は遊び心溢れているにもかかわらず、言語の力を最大限活用して鑑賞者を内省へと向かわせる。
近年はコペンハーゲン、ニューヨーク、ロンドン、ローマ、サンパウロなど世界各地で数多くの展覧会を開催。作品はマドリードのパブリックアートコレクションであるColección SOLOに収蔵されている。