スピリアールト・クララ
Clara Spilliaert
スピリアールト ・クララは1993年東京都生まれ。2009年より、父親の出身国であるベルギー、ブルージュのAcademie Kunsthumanioraへ留学。ゲントの美術大学院LUCA School of Artsにて2015年視覚芸術科修了の後、2021年同校にてガラス陶芸科修業。7年間の絵日記を含むドローイングを出発点として、映像、アニメーション、壁画、陶芸など表現メディアは多岐にわたる。個人または集団の文化的アイデンティティ形成におけるシンボルの役割、そこから読み取れる自然と人間の関係を主なテーマとしている。現在はベルギーを拠点に活動し、精密な作風を特徴としながら、長さ8mの壁画(2018年ヘラールツベルゲン市)、高さ2,4mnの陶像(2021年クノック ヘイスト市)や直径4mの陶鈴サウンドインスタレーション(2021年ゲント市現代美術館)など、大型コミッションワークも手がける。CAF賞2020で最優秀賞を受賞。副賞として2022年2月六本木ピラミデビルにて初個展を開催。