山本タカト
Takato Yamamoto
山本タカトは1960年秋田県生まれ。83年東京造形大学造形学部美術学科卒業。80年代は主に企業広告のイラストレーションを手がけ、90年代初頭から19世紀末美術や浮世絵の影響のもとに、小説の挿絵を描き出す。その傍ら「平成耽美主義」と銘打って、幻想耽美なオリジナル作品を制作。以降、画集『緋色のマニエラ』『ナルシスの祭壇』『ファルマコンの蠱惑』『殉教者のためのディヴェルティメント』『ヘルマフロディトゥスの肋骨』(editions treville 刊)、エッセイ画集『幻色のぞき窓』『山羊のいる庭で』(芸術新聞社)刊行。表紙絵・挿絵の制作、個展の開催など、意欲的な活動をつづける。現在国際浮世絵学会会員。