中村萌
Moe Nakamura
中村萌は1988年東京都生まれ。2010年女子美術大学美術学科洋画専攻卒業、12年女子美術大学大学院美術研究科美術専攻修了。クスノキなどを丸太の状態から削り出し、油絵具で彩色する方法で制作を行う。植物や雲をまとった妖精のような姿をした作品は愛らしく、そっと目を閉じたり、片目を瞑っていたり様々な表情を見せる。その瞳の先にあるものを鑑賞者に想像させるような、不思議な雰囲気を漂わせている。主な個展に「Like a Garden, Like a Home」(ギャラリー椿、東京、2023)、「Like a Garden」(銀座蔦屋書店、東京、2023)、「before the dawn」(銀座蔦屋書店、東京、2022)、「our whereabouts - 私たちの行方 -」(ポーラ ミュージアム アネックス、東京、2021)、「inside us」(ギャラリー椿、東京、2021)、グループ展に(ドロシーサーカスギャラリー、ローマ、ロンドン)、「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2020」(兵庫)など。ほかにも国内外の展覧会やアートフェア、芸術祭に多数参加。2025年8月に個展をギャラリー椿とポーラ ミュージアム アネックスの2会場で同時開催予定。