宮岡貴泉
Takami Miyaoka
宮岡貴泉は1980年埼玉県生まれ。2004年に東洋大学経済学部国年経済学科、06年に京都府立陶工高等技術専門校成形科を卒業後、07年に京都中小企業産業センター陶磁器チーム研修を修了。08年より埼玉を拠点に作陶を始め、素材を見極めた技法と様々なアプローチを試みた造形表現に取り組む。時代とともに変化する偶像美術に着目し、陶芸と現代のマンガやアニメのキャラクターを組み合わせた手法で作品を制作。また、現代美術と社会の結びつきについても考察している。神戸ビエンナーレ現代現代陶展入選(2009)。東京や大阪での個展開催のほか、北京、香港、韓国、ニューヨークでのアートフェアに参加し、独自の感覚や手法からなるユニークな造形が高い評価を受けている。近年の個展に「IDOLIZE」(KIYOSHI ART SPACE、東京、2020)などがある。