イ・ドンギ
Lee Dongi
イ・ドンギは1967年ソウル生まれ、ホンイク(弘益)大学美術大学院洋画学科卒業。1993年オリジナルキャラクター「アトマウス」をデビューさせたソウルのギャラリーオンでの個展から始まり、東京、北京、アムステルダム、ベルリン、アメリカなど世界各国で大規模な個展を開催。広告、インターネット、古典、モダニズム絵画、抽象芸術からインスピレーションを得てさまざまな要素をブレンドすることで、社会的参加型ポップアートにおいてオリジナルジャンルを確立。韓国では第一世代のポップ・アーティストとして評価されており、作品はサムソン美術館 Leeumをはじめ、韓国国内および中国、台湾の美術館に多数収められている。マスメディアとポップカルチュアの間の流行的なテーマを中心にフラットな色彩とグラフィカルなイメージを多用しながら、刻々と変化する時代の様相を絶妙なバランスで表現する。主な個展に、「増殖するアトマウス+」(Sho+1、東京、2024)、「Uncontrollable」(スペースISU、ソウル、2022)、「Dongi Lee : Pentagon」(ピビ・ギャラリー、ソウル、2021)など。