永井天陽
Solaya Nagai
永井天陽は1991年埼玉県生まれ。2016年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了。アクリル材や剥製、既製品など様々な素材を用い、境界が多重に存在するような彫刻作品を制作する。近年では、工業製品の製造過程に用いられる技術や、大量生産されている安価な素材などに着目し、作品への取り込みを試みている。自身の感覚的な要素に対し、どこにどのような素材・技術を掛け合わせることで「まだ誰も見たことがないもの」 を形作れるのか、表現の探求を続ける。主な個展に、アーティスト・プロジェクト#2.07「遠回りの近景」(埼玉県立近代美術館、2023)、「ぬるまるつぼ」(HARMAS GALLERY、東京、2021)、「フープとホール」(THE POOL、広島、2021)、「名無しのかたち」(武蔵野美術大学 Gallery of The Fine Art Laboratory、東京、2018)、グループ展に、AMATEUR vol.9「Playful Prayer」(H BEAUTY&YOUTH、東京、2025)、「ブルーピリオド×ArtSticker vol.2」(アートかビーフンか白厨、東京、2024)、「THREE」(京一原絵 Art Gallery、北京、2024)など。
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