御村紗也
Saya Mimura
御村紗也は1997年三重県生まれ。2020年京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)卒業。日常の些細な情景や現象を写真やドローイングに描き起こすことで保存し、その刹那的な美しさを共有したいという思いから、自身が目にした光景をシルクスクリーンやペインティングで再現して画面に留めている。白昼夢のような浮遊感、洗練された描線、柔らかな色彩が作品の特徴。目に見えない存在を⼿に取るような感覚で、画面の肌理や⾊彩を選択している。グループ展「FOCUS -Four Painters- Various Artists」(TEZUKAYAMA GALLERY、大阪、2020)では新しい試みとして、ひとつの画面に異なる質感を同居させ、余白や透明度を意識した作品《ephemeral》などを発表。主な展覧会に、「ANTEROOM NAHA _Phase 2020」 (ホテルアンテルーム那覇、2020)、 「MATSUSHIMA COLLECTION」(国立京都国際会館、2019)、「アートラウンジ@イセタンメンズ(Artist’s Tideland)」 (伊勢丹新宿、2019)などがある。神戸アートマルシェ オンラインアートフェア(2020)に参加。作品はホテルアンテルーム那覇などに収蔵されている。