志水児王
Jio Shimizu
志水児王は1966年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部大学院修了。1994~2006年までレーベル「WrK」に参加。07年より個人の制作を本格化させ、音、光、振動といった物理現象を取り込みながら制作を行っている。これまで、レーザー光線を用いたインスタレーションや、Twitterをリアルタイムで監視し、世界規模の思考の動きを顕在化する作品などを発表。現象とその知覚、運動と要素の発生、芸術と自然科学との関係などを実証論的なアプローチで表現し、これらを様々な角度からとらえ直すことを試みている。主な個展に、「window」(MISA SHIN GALLERY、東京、2020)、「Re-actions」(三菱地所アルティアム、福岡、2017)など。展覧会に、瀬戸内国際芸術祭2019、「第21回文化庁メディア芸術際」(国立新美術館、東京、2018)、「対馬アートファンタジア」(2018)、「オープン・スペース 2014」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、東京、2014〜15)、「日本のサウンドアート」(ロスキレ現代美術館、コペンハーゲン、2011)などがある。