¥ 8,800 (税込)
植民地時代の写真に対する国際的な芸術的実践を包括的に紹介する作品集。2026年4月から9月にかけてスイス・チューリッヒの「リートベルク美術館(Museum Rietberg)」で開催された展覧会に伴い刊行された。
芸術はいかにして、多声的な物語を語ることができるのだろうか。歴史写真には、どのような物語が秘められているのだろうか。そして、現代アーティストたちは、それらの物語をどのように明らかにしてきたのだろうか
植民地時代の写真を手がかりに、自らの歴史や文化的遺産を問い直す芸術家が、従来「西洋」とされてきた地域の外側、すなわちグローバル・サウスを中心に近年ますます増えている。彼らは作品のなかで、個人的な出会いと共同体の経験を重ね合わせ、記憶の痕跡と芸術的想像力を織り交ぜながら、新たな物語を紡ぎ出している。テキスタイル、写真、映像、彫刻によるコラージュを通して立ち現れる新たな記憶は、植民地主義による抑圧を歴史として振り返るだけにとどまらず、絶えず変化し続け、抵抗の力を宿し、未来を築くための生きた基盤となる。
本プロジェクトは、この国際的な現象を包摂的に紹介する初の展覧会であり書籍だと言える。アフリカ、南北アメリカ、アジア、オーストラリア、オセアニアにルーツを持つ、あるいはそれらの地域のディアスポラに属する国際的に活躍するアーティストたちが、植民地時代の視覚資料と向き合う。出品作家に関する解説に加え、植民地時代の写真史を批判的に考察する論考を収録している。
詩的であり、批評的であり、未来への展望を示すそれぞれの作品は、そうしたイメージがアイデンティティや歴史、帰属意識をいかに形づくってきたのか、そしてそれらをどのように新たに解釈し得るのかを探る。そこには、歴史的な個別性を超え、我々すべてに訴えかける癒やしの力が示されている。
出展作家:
サミー・バロジ(Sammy Baloji / コンゴ民主共和国)、ラファエル・バロンティーニ(Raphaël Barontini / フランス)、メアリー・イーノック・エリザベス・バクスター(Mary Enoch Elizabeth Baxter / アメリカ)、ダニエル・ボイド(Daniel Boyd / オーストラリア)、アンドレア・チャン(Andrea Chung / アメリカ)、オマール・ヴィクター・ディオプ(Omar Victor Diop / セネガル)&リー・シュルマン(Lee Shulman / イギリス)、サーシャ・フーバー(Sasha Huber / スイス)、ユキ・キハラ(Yuki Kihara / サモア)、セドリック・クアメ(Cédric Kouamé / コートジボワール)、ディン・Q・レ(Dinh Q. Lê / ベトナム)、ディマカツォ・マトパ(Dimakatso Mathopa / 南アフリカ)、トゥリ・メコンジョ(Tuli Mekondjo / ナミビア)、ツェピソ・モロパ(Tshepiso Moropa / 南アフリカ)、アリーニ・モッタ(Aline Motta / ブラジル)、フリーダ・オルパボ(Frida Orupabo / ノルウェー)、ロザーナ・パウリーノ(Rosana Paulino / ブラジル)、ウェンディ・レッド・スター(Wendy Red Star / アメリカ)、ダヴィド・ションゴ(David Shongo / コンゴ民主共和国)、ゼナエカ・シン(Zenaéca Singh / 南アフリカ)
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 28.0 x 21.0 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100057191 |
| 出版 | SPECTOR BOOKS |
| ISBN | 9783959059770 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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| 送料 | ¥770(税込) |
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