アメリカ人アーティスト、ジェニファー・ロックリン(Jennifer Rochlin)の作品集。

作者にとって初のモノグラフである本書は、7年にわたる制作を通じて生まれた40点以上の作品を収録し、自伝的かつ文化的な物語を喚起する一冊である。131点のカラー図版を収めた本書は、手びねりによって成形された陶器として具現化された、感情や記憶、経験の集積であり、現代美術と伝統的工芸のいずれの枠組みにも収まりきらない表現を提示している。

作者の陶芸作品は、火によって恒久化された日記的記録である。それらは絵画、ドローイング、彫刻が交差する、親密な物語の場として機能する。個人的な記憶と普遍的な物語は、彫り、引っかき、描き、釉薬を施すことで器の表面に刻まれ、自然は多くの物語の背景として常にそこに在る。またその表現は映画的な構成に従っており、物語は一望できるものではなく、時間の経過とともに、そして立体としての周回のなかで展開していく。非線形性、層状性、断片性に加え、あえて技巧的完成度を避ける素朴さが組み合わさることで、ありふれた日常は神話的なものへと引き上げられ、移ろいゆく瞬間が芸術的な出来事へと変換される。

本書には、ジャーナリストで作家のアレクシス・オケウォ(Alexis Okeowo)とアーティストのトニー・マーシュ(Tony Marsh)によるエッセイに加え、作者自身による日記形式のテキストが収録されており、各作品とそれを生み出した出来事が短い物語とともに結びつけられている。なお本書は、ブリュッセルの「Sorry We’re Closed」との共同出版である。

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WILD IS THE WIND

2025

¥ 8,250 (税込)

アメリカ人アーティスト、ジェニファー・ロックリン(Jennifer Rochlin)の作品集。

作者にとって初のモノグラフである本書は、7年にわたる制作を通じて生まれた40点以上の作品を収録し、自伝的かつ文化的な物語を喚起する一冊である。131点のカラー図版を収めた本書は、手びねりによって成形された陶器として具現化された、感情や記憶、経験の集積であり、現代美術と伝統的工芸のいずれの枠組みにも収まりきらない表現を提示している。

作者の陶芸作品は、火によって恒久化された日記的記録である。それらは絵画、ドローイング、彫刻が交差する、親密な物語の場として機能する。個人的な記憶と普遍的な物語は、彫り、引っかき、描き、釉薬を施すことで器の表面に刻まれ、自然は多くの物語の背景として常にそこに在る。またその表現は映画的な構成に従っており、物語は一望できるものではなく、時間の経過とともに、そして立体としての周回のなかで展開していく。非線形性、層状性、断片性に加え、あえて技巧的完成度を避ける素朴さが組み合わさることで、ありふれた日常は神話的なものへと引き上げられ、移ろいゆく瞬間が芸術的な出来事へと変換される。

本書には、ジャーナリストで作家のアレクシス・オケウォ(Alexis Okeowo)とアーティストのトニー・マーシュ(Tony Marsh)によるエッセイに加え、作者自身による日記形式のテキストが収録されており、各作品とそれを生み出した出来事が短い物語とともに結びつけられている。なお本書は、ブリュッセルの「Sorry We’re Closed」との共同出版である。

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取り扱い twelvebooks
エディション limited edition of 850 copies
サイズ 28.0 x 22.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100053349
出版 ZOLO PRESS & SORRY WE'RE CLOSED
著者 Jennifer Rochlin
ISBN 9798990911390
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件