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モザンビーク出身のアーティスト、マンケウ・ヴァレンテ・マフマナ(Mankew Valente Mahumana)と劇作家・演出家・振付家、ダヴィド・アビリオ・モンドラネ(David Abílio Mondlane)の作品集。冷戦期における社会主義圏とグローバル南方のあいだに生まれた芸術的・知的な連関を再検証するリサーチ・プロジェクト「Entangled Internationalism」より派生した一冊であり、1980年代にモザンビーク出身の2人のアーティストがドイツ民主共和国(GDR)で展開した制作活動を中心に構成されている。

物語を語る価値とは何だろうか?ドイツ・ロストック、シュヴェリン、ライプツィヒ、ドレスデン、ベルリンなどの都市で、二者はドイツにおける体制下の芸術界に関わりながら、その枠組みに挑戦した。今日、モザンビークを綴る物語の多くは、開発されていない天然資源や、それに伴う内戦や対立に焦点を当てている。しかし本書がより光を当てるのは、祖国の独立後、芸術の脱植民地化に主体的に関わろうとした2人の若いアーティストの姿である。それは希望と自信、そして勇気の物語であり、同時に当時「同志関係(comradeship)」と呼ばれた、社会主義国家間の協働のあり方を描いている。

対談、写真資料、書簡、公式報告書などを通して、モザンビークと東ドイツ、両国における関係者たちの視点を掘り下げ、この文化交流が置かれた制度的背景を浮かび上がらせる。

本書は、プロジェクト「Decolonizing Socialism: Entangled Internationalism」から派生したケーススタディ形式の出版シリーズ「Entangled Internationalism」の一冊として、ドレスデンの「ザクセン州立美術館群(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)」より刊行された。

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TROUBLED COMRADESHIP IN THE ARTS

2025

¥ 3,850 (税込)

モザンビーク出身のアーティスト、マンケウ・ヴァレンテ・マフマナ(Mankew Valente Mahumana)と劇作家・演出家・振付家、ダヴィド・アビリオ・モンドラネ(David Abílio Mondlane)の作品集。冷戦期における社会主義圏とグローバル南方のあいだに生まれた芸術的・知的な連関を再検証するリサーチ・プロジェクト「Entangled Internationalism」より派生した一冊であり、1980年代にモザンビーク出身の2人のアーティストがドイツ民主共和国(GDR)で展開した制作活動を中心に構成されている。

物語を語る価値とは何だろうか?ドイツ・ロストック、シュヴェリン、ライプツィヒ、ドレスデン、ベルリンなどの都市で、二者はドイツにおける体制下の芸術界に関わりながら、その枠組みに挑戦した。今日、モザンビークを綴る物語の多くは、開発されていない天然資源や、それに伴う内戦や対立に焦点を当てている。しかし本書がより光を当てるのは、祖国の独立後、芸術の脱植民地化に主体的に関わろうとした2人の若いアーティストの姿である。それは希望と自信、そして勇気の物語であり、同時に当時「同志関係(comradeship)」と呼ばれた、社会主義国家間の協働のあり方を描いている。

対談、写真資料、書簡、公式報告書などを通して、モザンビークと東ドイツ、両国における関係者たちの視点を掘り下げ、この文化交流が置かれた制度的背景を浮かび上がらせる。

本書は、プロジェクト「Decolonizing Socialism: Entangled Internationalism」から派生したケーススタディ形式の出版シリーズ「Entangled Internationalism」の一冊として、ドレスデンの「ザクセン州立美術館群(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)」より刊行された。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 28.0 x 17.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100048065
出版 SPECTOR BOOKS
ISBN 9783959058766
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
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送料 ¥770(税込)
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