ルーチョフォンタナの空間概念を、革で表現。

革という外皮を、私たちにも備わっている外皮に置換し、外皮から連なる身体を世界と精神の境界線と捉えている。

フォンタナはキャンバス(絵画として)、革での作品を外皮から連なる身体(境界線)と見立てて、鑑賞者側の外部、身体(境界線)、内部の精神を視覚化することで、身体(境界線)を”主体”(別の生き物)として捉えようとする試みを持たせた作品。

個展ステートメント

革を見つめる。 これは「皮」であり、「側」であって、「外皮」である。 外皮は、ソトとナカの「境界線」といえる。 ソトが世界だとして、ナカが私という意識だとしたら、外皮は境 界線のソト側のはじっこ。 ナカ側のはじっこは私という意識までだろうか。 ということはソトとナカとが相互に関係する身体こそ、世界と私 を媒介し、存在させるための「境界線」といえる。 猫に触れる。音楽を聴く。夕焼けを見る。友人とのひと時。ハン バーガーを食べる。肩を組む。笑う。うたう。日記を書く。寝 る。起きる。ストロベリージャムサンドを作る。 「境界線」は、私よりもはるかに深く世界と関わっている。 そして、世界よりもはるかに深く私と関わっている。 「境界線」は維持する。 いただいた他の生命と複合し、分解、合成をくり返す。 こわしてつくりかえながら、私が存在する世界と、世界に存在す る私を可能な限り維持し続ける。 「境界線」はまるで意思をもった、「カラダ」という別の生き物 のように思える。 革を見つめる、その内奥を見つめている.

個展『関係のための境界線』出展作品

2024.11/28-12/14

11:30-18:30

日・月 休廊

12/3休廊

TOMOHIKO YOSHINO GALLERY

東京都中央区京橋2-10-9ギャラリーくぼた別館ビル

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スズキシノブ

Boundaries for Relation : Homage to F#3

2024

¥ 132,000 (税込)

ルーチョフォンタナの空間概念を、革で表現。

革という外皮を、私たちにも備わっている外皮に置換し、外皮から連なる身体を世界と精神の境界線と捉えている。

フォンタナはキャンバス(絵画として)、革での作品を外皮から連なる身体(境界線)と見立てて、鑑賞者側の外部、身体(境界線)、内部の精神を視覚化することで、身体(境界線)を”主体”(別の生き物)として捉えようとする試みを持たせた作品。

個展ステートメント

革を見つめる。 これは「皮」であり、「側」であって、「外皮」である。 外皮は、ソトとナカの「境界線」といえる。 ソトが世界だとして、ナカが私という意識だとしたら、外皮は境 界線のソト側のはじっこ。 ナカ側のはじっこは私という意識までだろうか。 ということはソトとナカとが相互に関係する身体こそ、世界と私 を媒介し、存在させるための「境界線」といえる。 猫に触れる。音楽を聴く。夕焼けを見る。友人とのひと時。ハン バーガーを食べる。肩を組む。笑う。うたう。日記を書く。寝 る。起きる。ストロベリージャムサンドを作る。 「境界線」は、私よりもはるかに深く世界と関わっている。 そして、世界よりもはるかに深く私と関わっている。 「境界線」は維持する。 いただいた他の生命と複合し、分解、合成をくり返す。 こわしてつくりかえながら、私が存在する世界と、世界に存在す る私を可能な限り維持し続ける。 「境界線」はまるで意思をもった、「カラダ」という別の生き物 のように思える。 革を見つめる、その内奥を見つめている.

個展『関係のための境界線』出展作品

2024.11/28-12/14

11:30-18:30

日・月 休廊

12/3休廊

TOMOHIKO YOSHINO GALLERY

東京都中央区京橋2-10-9ギャラリーくぼた別館ビル

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取り扱い TOMOHIKO YOSHINO GALLERY
サイズ 41.0 x 31.8 x 0.6 cm
素材 Dyed cattle leather on wooden panel
商品コード 1100039045
配送までの期間 会期終了後の12月末頃発送予定
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購入条件

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