モノクロームに特化したオリジナルプリント作品を主体とする写真美術作家、木村尚樹の新作です。

木村は、京都の西陣という伝統と革新の混在する風土で幼年期を過ごしました。現在の彼の作品の特徴となるなだらかな階調を持つ「質感」を感じとる基盤はこの時期に形成されました。

木村は「凪」と称する-もののあはれ-を模索しつつ、時間と空間の交差に立ち上がる清鑑な”ゆらぎ”とその質感 -クオリア- を切り撮ります。

1987年に渡米後、1990年に作品制作のために訪れたイタリアで「美しい」と感じるものへの本能的な反応を体感したことがその後の彼の作品の通底の概念である「凪」へと発展していきました。2015年以降、欧米から日本へと被写体を移行しますが、その場所や空間に漂う”ゆらぎ”とその質感を一枚の作品に収めるという木村のテーマは一貫しており、欧米をはじめ多くのコレクター等に熱い支持を得ています。 

写真表現において、侘び寂びに宿る美を見出すことは特別なことではありませんが、木村はその場所に現れる光が織りなす静謐な瞬間を見事に捉えます。

 

MORE

木村尚樹

渇 urban dry

2022

¥ 258,500 (税込)

モノクロームに特化したオリジナルプリント作品を主体とする写真美術作家、木村尚樹の新作です。

木村は、京都の西陣という伝統と革新の混在する風土で幼年期を過ごしました。現在の彼の作品の特徴となるなだらかな階調を持つ「質感」を感じとる基盤はこの時期に形成されました。

木村は「凪」と称する-もののあはれ-を模索しつつ、時間と空間の交差に立ち上がる清鑑な”ゆらぎ”とその質感 -クオリア- を切り撮ります。

1987年に渡米後、1990年に作品制作のために訪れたイタリアで「美しい」と感じるものへの本能的な反応を体感したことがその後の彼の作品の通底の概念である「凪」へと発展していきました。2015年以降、欧米から日本へと被写体を移行しますが、その場所や空間に漂う”ゆらぎ”とその質感を一枚の作品に収めるという木村のテーマは一貫しており、欧米をはじめ多くのコレクター等に熱い支持を得ています。 

写真表現において、侘び寂びに宿る美を見出すことは特別なことではありませんが、木村はその場所に現れる光が織りなす静謐な瞬間を見事に捉えます。

 

MORE

取り扱い Sho+1
エディション 7
サイズ 46.3 x 17.1 x cm
素材 ピグメント・プリント archival pigment print
商品コード 1100023561
配送までの期間 在庫がある場合5月中旬以降、プリントを要する場合約1ヶ月程度お時間をいただきます。
備考 フレームサイズ:68 x 31.6 cm
額装込
カテゴリー
購入条件