わたしはわたしの暮らす人口二千人ほどの山間の集落や、まわりの町村の生活をキャンバスや紙に絵具で記録しているのだと思う。
草に覆われた家や柵に囲まれた田畑、獣に壊された石仏、人が減っていく土地の風景。それらはスマホで撮影してSNSにアップすれば良い話だけれど、絵の心はそれでは済まないらしい。
ここで生きる人たちの言葉、この世界を変えようとした村人たちが残した文章、だれかが描いた公民館の古びた油絵、失われた時間とこの先に待ち構える未来について、浮かび上がってくる姿をそのまま残したい。

岩名泰岳

 

岩名泰岳 氏は三重県の伊賀という、日本の昔からの風景が残る緑豊かな場所で製作されています。
人のつながりや土との近さ、時間の進み方など、都市とは違った流れが感じ取れます。
そのことが、にもよく現れていて、作品置かれた場の空気が柔らかくなるようです。

 

※本作品は会場併売品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承ください。


ほんせん 元永定正 岩名泰岳

9 月17 日(土) – 10 月15 日(土)

 

渋谷区恵比寿3-3-8 tel.03-3444-1133
13:00-18:00 日、月、祝日 休廊(火曜は事前アポイント制)

 

 

MA2Galleryでは9月17日(土)から10月15日(土)まで、三重県伊賀地方にルーツを持つ、世代の異なる画家 元永定正と岩名泰岳の展覧会 「ほんせん」を開催いたします。

ふたりが出会ったローカル線(JR 関西本線)に由来する「ほんせん」をタイトルとしたこの展覧会は、異なる時代に三重県の小さな町村で絵を描きはじめた2人の画家の物語をなぞるように展開されます。

高校生だった岩名が偶然乗り合わせた“ほんせん” で前衛美術家として著名な元永に声をかけることで始まった関係。山を抜ける列車に何度もゆられながら、自らの絵の中にどのような「景色」を積み重ねたのか。コロナで自分の居場所を見つめ直している私たちにとって、場所が持つ力も同時に意識され、作品と観者が親密になれる展覧会です。





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岩名泰岳

手紙

2021

¥ 198,000 (税込)

わたしはわたしの暮らす人口二千人ほどの山間の集落や、まわりの町村の生活をキャンバスや紙に絵具で記録しているのだと思う。
草に覆われた家や柵に囲まれた田畑、獣に壊された石仏、人が減っていく土地の風景。それらはスマホで撮影してSNSにアップすれば良い話だけれど、絵の心はそれでは済まないらしい。
ここで生きる人たちの言葉、この世界を変えようとした村人たちが残した文章、だれかが描いた公民館の古びた油絵、失われた時間とこの先に待ち構える未来について、浮かび上がってくる姿をそのまま残したい。

岩名泰岳

 

岩名泰岳 氏は三重県の伊賀という、日本の昔からの風景が残る緑豊かな場所で製作されています。
人のつながりや土との近さ、時間の進み方など、都市とは違った流れが感じ取れます。
そのことが、にもよく現れていて、作品置かれた場の空気が柔らかくなるようです。

 

※本作品は会場併売品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承ください。


ほんせん 元永定正 岩名泰岳

9 月17 日(土) – 10 月15 日(土)

 

渋谷区恵比寿3-3-8 tel.03-3444-1133
13:00-18:00 日、月、祝日 休廊(火曜は事前アポイント制)

 

 

MA2Galleryでは9月17日(土)から10月15日(土)まで、三重県伊賀地方にルーツを持つ、世代の異なる画家 元永定正と岩名泰岳の展覧会 「ほんせん」を開催いたします。

ふたりが出会ったローカル線(JR 関西本線)に由来する「ほんせん」をタイトルとしたこの展覧会は、異なる時代に三重県の小さな町村で絵を描きはじめた2人の画家の物語をなぞるように展開されます。

高校生だった岩名が偶然乗り合わせた“ほんせん” で前衛美術家として著名な元永に声をかけることで始まった関係。山を抜ける列車に何度もゆられながら、自らの絵の中にどのような「景色」を積み重ねたのか。コロナで自分の居場所を見つめ直している私たちにとって、場所が持つ力も同時に意識され、作品と観者が親密になれる展覧会です。





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取り扱い MA2 Gallery
サイズ 45.5 x 53.0 x cm
素材 油彩、キャンバス
商品コード 1100018800
配送までの期間 展覧会終了後2−3週間
カテゴリー

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