川浦紗季は雑誌アートコレクターズにも取り上げられるほど、現在注目される若手陶芸作家です。

人体を切り取ってきたような生々しさを帯びた形を、辰砂のひとつである「牛血紅」という釉薬を使用し、より一層生々しさを際立たせる作品を多く発表している川浦紗季。川浦は生々しく、艶めかしいものを好み、日頃から人体の部分観察をしており、土の本質をエログロナンセンスになりやすいとものと考えています。そのような土の性質を全て受け入れたいと言う作家からは、土を愛する覚悟がある一方で、万人受けを許さない確固たる意志さえ感じさせます。

 

【作家による説明】

社会で生きていく為に、無意識に隠している自分をみんな抱えていると思います。土という素材での制作は、鋭利な刃物で無意識に隠した自分を切り出していくように感じることがあります。制作によって暴かれた自分自身と対峙した時、そこに絶望や後悔があったとしても、それを見てみたいという欲望に勝てないのです。

 

【作家略歴】

川浦 紗季(かわうら・さき)

1987年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院教育学研究科芸術教育専攻修了。現在愛知県にて制作。2010年女流陶芸展入賞。2011年長三賞常滑陶芸展入賞。

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川浦紗季

私を忘れないで

2017

SOLD OUT

川浦紗季は雑誌アートコレクターズにも取り上げられるほど、現在注目される若手陶芸作家です。

人体を切り取ってきたような生々しさを帯びた形を、辰砂のひとつである「牛血紅」という釉薬を使用し、より一層生々しさを際立たせる作品を多く発表している川浦紗季。川浦は生々しく、艶めかしいものを好み、日頃から人体の部分観察をしており、土の本質をエログロナンセンスになりやすいとものと考えています。そのような土の性質を全て受け入れたいと言う作家からは、土を愛する覚悟がある一方で、万人受けを許さない確固たる意志さえ感じさせます。

 

【作家による説明】

社会で生きていく為に、無意識に隠している自分をみんな抱えていると思います。土という素材での制作は、鋭利な刃物で無意識に隠した自分を切り出していくように感じることがあります。制作によって暴かれた自分自身と対峙した時、そこに絶望や後悔があったとしても、それを見てみたいという欲望に勝てないのです。

 

【作家略歴】

川浦 紗季(かわうら・さき)

1987年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院教育学研究科芸術教育専攻修了。現在愛知県にて制作。2010年女流陶芸展入賞。2011年長三賞常滑陶芸展入賞。

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取り扱い 現代美術 艸居
サイズ 16.0 x 28.0 x 16.0 cm
素材
商品コード 1100005445
配送までの期間 営業日1~3週間。
備考 梱包費(見積もり約4万円)、送料別。注文をくださった方へ別途ご連絡致します。
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