村山まりあは「認識する」ことを制作の主題としており、動物をモチーフにしたシリーズは剥製が制作のきっかけになっています。陶を用いる理由として、焼成を重ねるにつれて想定を超える変化を見せる陶の可能性を感じられ、また、陶芸の制作過程を踏んでいく行為が自身のコンセプトである対象にイメージを重ねる行為自体を表現することに適していると村山は述べています。彼女は動物の死骸、装飾品、生死のイメージをひとつのオブジェクトに表現することで、生と死が交じり合う日常と非日常へ向けられる認識を私たちに問うています。

本作で飛んできた矢に驚いたリスがカップをこかしてしまう姿はユーモラスでありながらも、躍動感があふれ、リスの愛らしさも感じられます。

 

【作家略歴】

村山 まりあ(むらやま・まりあ)

2010年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業、2012年東京藝術大学修士課程彫刻学科修了、2012年東京藝術大学研究生として在籍。中国・景徳鎮、滋賀県立陶芸の森、香港・ジャイアントイヤーギャラリーなどのアーティスト・イン・レジデンス滞在経歴あり。2019年京ものアート市場開拓支援事業- Savoir-faire des Takumiプロジェクト参加。2012年台東区長奨励賞、アートアワード トーキョー受賞。収蔵先に滋賀県立陶芸の森(滋賀)、茨城県陶芸美術館(茨城)、ヨーロピアンセラミックワークセンター(EKWC)(オランダ、オーイステルウェイク)。

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村山まりあ

Stuffed animals ーリスとカップ

2016

¥ ASK

村山まりあは「認識する」ことを制作の主題としており、動物をモチーフにしたシリーズは剥製が制作のきっかけになっています。陶を用いる理由として、焼成を重ねるにつれて想定を超える変化を見せる陶の可能性を感じられ、また、陶芸の制作過程を踏んでいく行為が自身のコンセプトである対象にイメージを重ねる行為自体を表現することに適していると村山は述べています。彼女は動物の死骸、装飾品、生死のイメージをひとつのオブジェクトに表現することで、生と死が交じり合う日常と非日常へ向けられる認識を私たちに問うています。

本作で飛んできた矢に驚いたリスがカップをこかしてしまう姿はユーモラスでありながらも、躍動感があふれ、リスの愛らしさも感じられます。

 

【作家略歴】

村山 まりあ(むらやま・まりあ)

2010年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業、2012年東京藝術大学修士課程彫刻学科修了、2012年東京藝術大学研究生として在籍。中国・景徳鎮、滋賀県立陶芸の森、香港・ジャイアントイヤーギャラリーなどのアーティスト・イン・レジデンス滞在経歴あり。2019年京ものアート市場開拓支援事業- Savoir-faire des Takumiプロジェクト参加。2012年台東区長奨励賞、アートアワード トーキョー受賞。収蔵先に滋賀県立陶芸の森(滋賀)、茨城県陶芸美術館(茨城)、ヨーロピアンセラミックワークセンター(EKWC)(オランダ、オーイステルウェイク)。

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取り扱い 現代美術 艸居
サイズ 29.0 x 25.0 x 18.0 cm
素材
商品コード 1100001744
配送までの期間 営業日1~3週間。
備考 共箱あり。梱包費込み、送料別。
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