こちらの作品は、現在亀戸アートセンターで開催中の多田さやかによる個展「Saturn」にて展示中です。


【作家プロフィール】

多田さやか 

理想郷をテーマとした絵画を制作している。

1986年山形県生まれ。2015年 東北芸術工科大学大学院 芸術文化専攻日本画領域 修了。また同年より1年間、東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画技法・材料研究室にて研究生として学ぶ。

現在は東京都を拠点に活動中。

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多田さやか 個展「Saturn」

会期 2025年11月7日(金) - 11月19日(水) ※ 会期中無休

時間 平日 16時 - 22時 土日 13時 - 19時

場所 亀戸アートセンター (KAC)

最寄 都営新宿線 東大島駅 大島口

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亀戸アートセンターでは、画家・多田さやかによる個展「Saturn」を開催します。本展は、作家にとって約2年ぶりとなる亀戸アートセンターでの展覧会です。

多田の作品には、彼女自身の感覚に基づく“重力”や“歪み”が漂っています。複数の視点が一枚の絵の中で共存し、形は整っているようでどこか不安定なそのわずかな違和感が、画面全体に緊張を生み出します。

そうした感覚の背景には、「対称性」への興味があります。きっかけは、猫の体の模様を見たときに感じた“怖さ”でした。そこから、動物や人の身体がもつ対称構造に関心を持つようになったといいます。多田はその後、宗教画のような厳密で客観的な対称性ではなく、自分の感覚や記憶に基づいた私的なモチーフで構成されたシンメトリーを描いていることに気づきました。描かれるモチーフは作家にとって象徴的でありながら、見る人にとっては意味が定まらないその曖昧な関係性が、作品に独特の引力と揺らぎをもたらしています。

タイトルの「Saturn(土星)」は、制作の途中でふと浮かんだ言葉だといいます。その響きには、遠くでゆらめく引力のようなイメージが重なります。

平面と半立体の両方を行き来しながら描かれる作品は、形と感覚、私観と客観が交差する場所を探るように存在しています。

この機会にぜひご覧ください。

・作家コンセプト

制作中のある日、ふとSaturnという単語が頭をよぎった。異星の気配はすでに絵に現れていた。本来の意味合いではないけれど、「サターン」の響きは悪魔をも想起させる。

そういう絵にしたいと思った。違和感のある重力と、妖しさの中に身体が勝手に惹き込まれていくような。

展覧会では本作に加え、頭蓋骨と花とを描いた《空即是色》、また《ゆく川の流れは絶えずして》などのシリーズ作品、他を出品する。

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多田さやか

Swallow

2024

¥ 122,001 (税込)

こちらの作品は、現在亀戸アートセンターで開催中の多田さやかによる個展「Saturn」にて展示中です。


【作家プロフィール】

多田さやか 

理想郷をテーマとした絵画を制作している。

1986年山形県生まれ。2015年 東北芸術工科大学大学院 芸術文化専攻日本画領域 修了。また同年より1年間、東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画技法・材料研究室にて研究生として学ぶ。

現在は東京都を拠点に活動中。

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多田さやか 個展「Saturn」

会期 2025年11月7日(金) - 11月19日(水) ※ 会期中無休

時間 平日 16時 - 22時 土日 13時 - 19時

場所 亀戸アートセンター (KAC)

最寄 都営新宿線 東大島駅 大島口

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亀戸アートセンターでは、画家・多田さやかによる個展「Saturn」を開催します。本展は、作家にとって約2年ぶりとなる亀戸アートセンターでの展覧会です。

多田の作品には、彼女自身の感覚に基づく“重力”や“歪み”が漂っています。複数の視点が一枚の絵の中で共存し、形は整っているようでどこか不安定なそのわずかな違和感が、画面全体に緊張を生み出します。

そうした感覚の背景には、「対称性」への興味があります。きっかけは、猫の体の模様を見たときに感じた“怖さ”でした。そこから、動物や人の身体がもつ対称構造に関心を持つようになったといいます。多田はその後、宗教画のような厳密で客観的な対称性ではなく、自分の感覚や記憶に基づいた私的なモチーフで構成されたシンメトリーを描いていることに気づきました。描かれるモチーフは作家にとって象徴的でありながら、見る人にとっては意味が定まらないその曖昧な関係性が、作品に独特の引力と揺らぎをもたらしています。

タイトルの「Saturn(土星)」は、制作の途中でふと浮かんだ言葉だといいます。その響きには、遠くでゆらめく引力のようなイメージが重なります。

平面と半立体の両方を行き来しながら描かれる作品は、形と感覚、私観と客観が交差する場所を探るように存在しています。

この機会にぜひご覧ください。

・作家コンセプト

制作中のある日、ふとSaturnという単語が頭をよぎった。異星の気配はすでに絵に現れていた。本来の意味合いではないけれど、「サターン」の響きは悪魔をも想起させる。

そういう絵にしたいと思った。違和感のある重力と、妖しさの中に身体が勝手に惹き込まれていくような。

展覧会では本作に加え、頭蓋骨と花とを描いた《空即是色》、また《ゆく川の流れは絶えずして》などのシリーズ作品、他を出品する。

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取り扱い 亀戸アートセンター
サイズ 53.0 x 53.0 x cm
素材 木製パネルにアクリル、岩絵具
商品コード 1100048287
配送までの期間 展示終了後3週間以内に発送
備考 木製フレーム付き(アクリルなし)

※本作品は店頭併売品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。
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