森栄喜『Letter to My Son』（2020年5月刊行）の刊行2周年を記念して制作された、ブックボックス。アクリルのボックスの内側に作者の手描きによるチューリップの絵が描かれております。5点限定で制作されたこちらのブックボックスは、絵柄が１つ１つ異なり『Letter to My Son』の短篇に出てくるストリートや地名が付けられております。

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Boxの外側は静電気・キズ防止加工済みですが、内側は絵具への影響を考慮して静電気・キズ防止未加工となります。そのため、埃や傷がつきやすく、高温多湿の環境での保管や書籍の出し入れの際、アクリル絵の具の剝がれや書籍への色移りが起こる場合がございますので、ご注意ください。また、絵付けやアクリル板接着加工時についた、ごく小さな傷がある場合がございますが予めご了承ください。

【チューリップについて】

9.11前後のニューヨークと現代の東京を舞台に、かけがえのない出会いや避けることのできない別れ、時間を越えた友情や愛情の物語の中で、発せられないまま飲み込まれた声、やっとの思いで発してもかき消されてしまった声、愛おしさにやさしく投げかけられた声… 静かに響きわたる彼ら彼女らの声が、Die-in（路上などで死んだように横たわる抗議行動）している色とりどりのチューリップと重ね合わせられ、描かれています。

【関連書籍】

森栄喜『Letter to My Son』

通常版：5,500円（税込）

NADiff限定版：8,800円（税込）※オリジナルカード付（裏面に作家サイン入り、絵柄1種類、170mm×100mm）

発行年:2020年4月

発行元:KEN NAKAHASHI

デザイン:鈴木大義

翻　訳:クリス・グレゴリー

仕　様:A5変形

頁　数:96ページ

書評専門紙「週刊読書人」で、2018年7月～2019年1月にかけて連載された短篇「Letter to My Son」全25回の日英テキスト、同タイトルの映像作品からのスチール写真32点、栞、未発表の詩作品1篇を収録。

協力＝KEN NAKAHASHI