¥ 2,970 (税込)
アーティスト・東城信之介によるアート・ブック。
2020.4.4〜7.26に長野県にある小海町高原美術館にて、公立美術館での作家の初の個展に際して刊行された展覧会図録です。
開催3日後に初の緊急事態宣言が発令され、奇しくも展覧会タイトルがCOVID-19を想起させてしまうものなった同展は、時代性を反映した様々な問いをもたらす企画となりました。安藤忠雄の建築による美術館の構造を生かし、展覧会は何かが体内に入って変容する過程を想起させる空間構成となっていました。食べ物は口という味覚を感じ体内に入りますが変容する様は感じ取ることもできませんし、アートも同様で視覚から感じ入り体内で何かの形になりアウトプットされるのですがそのプロセスは感じることはできません。展示は、その変容を個々に想起してもらう構成になっており、入館の際には来館者全てにガムが配られ、それを噛みながら鑑賞したり、人感センサーがいくつも設置されて別の部屋で他者からの影響をうけ、"切れかけの蛍光灯"が点滅したり、美術館全体に美術館周辺の音が対流していたりと様々ギミックが巡らされていました。今回の図録は作家自らがデザイン構成しており、始まりと終わりのないリング製本になっています。展覧会の構成を想像しながら楽しむことのできるアートブックです。
初版の300冊にはed300のレンチキュラーの作品が付属します。モチーフは東城の幼い頃のイマジナリーフレンド(SHINaNOBOYa)。裏のサインが透ける様になっていて1つ1つ違った見え方をします。(エディション番号は選べません)
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取り扱い | 銀座 蔦屋書店 |
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エディション | 300 |
サイズ | 19.2 x 15.8 x 1.5 cm |
素材 | リング製本 |
商品コード | 1100011513 |
ISBN | 2510000207043 |
配送までの期間 | 2021年10月以降 |
備考 | レンチキュラー作品付 |
カテゴリー | |
送料 | ¥550(税込) |